第9回「パートナーシップで進めるまちづくり」町民会議

日時

 平成18年7月11日(火)19:00~21:00

場所

 中標津町役場301号会議室

出席者

 31名(町民委員14名、プラネット16名、ファシリテーター:東田秀美氏)

会議次第

  1. 開会
  2. 議題
    (1) スケジュールの確認
    (2) 勉強会について
    (3) 「情報共有について」グループワーク発表
    (4) 「対等な関係を築ける場づくり」についてグループワーク
  3. その他
  4. 閉会

配布資料

  • 第8回会議結果
  • スケジュール表

結果概要

議題に入る前に連絡

今回は北海道庁から地域づくりグループ主幹と、前回に引き続き根室支庁からオブザーバーとして各1名参加しました。

オブザーバーより地域力形成実践事業についてお話がありました。

  • 地域力形成実践事業とは、まちづくり・地域づくりを側面からソフト的に支援する事業です。
  • 地域力というのは、地域の様々な多様な主体が、共同でコラボレーション、パートナーシップといった形で様々な地域の課題をグループワーク等をし合って解決する。
    具体的には、組織力・自治力・協働力・変革力の4つが合わさって地域力と呼んでいます。
  • 中標津町はモデル地域ということで、今度とも我々も町の取組を全道に広げて行きたいと思っており、大いに期待をしておりますので、宜しくお願い致します。

議題

1、スケジュールの確認
グループワークの個所で変更となっております。(新スケジュール表を配布)
2、勉強会について
  • 日程:平成18年8月8日(火) 19:00から
  • 場所:中標津町役場3階 301号会議室
  • 講師:北海学園大学法学部教授 樽見弘紀 氏
上記日程で町民会議委員の勉強会を開催致します。
3、「情報共有について」グループワーク発表
各班のグループワークを発表しました。(詳細は下記リンクのとおり)
4、「対等な関係を築ける場づくり」についてグループワーク
次回以降にラベルワークを行います。
《各班のラベルワーク結果発表》
テーマ「情報共有について」(※発表順は、順不同)
※別紙【「情報共有について」のグループワーク取りまとめ結果】のとおり、全体の意見を取りまとめました。
◎3班(班名=あんぱん)
発表者 瀬波委員
コメント:
 発信側・受信側お互いに責任がある。そういった意識を持つことが前提。町民が、サークル等を発足させる時など、サークル的な組織を育てあげていく際の、手助けをするシステム作り。(会議を組織しておく)
質問:
 議会を傍聴する会というようなサークルを育てあげていく会議を組織していく、というのは町民側ですか?
回答:
 町民が自主的・自発的に、そういったまちづくりに関する会議というものが出来たら良いのではないかと思います。
◎1班
発表者 須郷委員
コメント:
 「行政が行っていること、町民が行っていること」は一方通行ではいけない、思いは皆一つということで相互の情報共有が必要だと思います。
 情報というのは、行政・民間が1つになって分かっていくこと。
◎4班(班名=しらばか会(意味=知らない人は損をする))
発表者 糸氏委員
コメント:
 行政と町民の役目を分担することにより、お互いの意識を向上させていく。行政は情報を伝えることで、情報を開示させる姿勢を向上させ、町民は情報を自ら入手し、その情報に対する理解度を高めることができる。
 これが、「公平な情報のやりとり」ではないか。
◎6班(班名=まちの灯)
発表者 菅野委員
コメント:
 情報交換も発信側と受信側の相互理解が必要。対等の認識つまり協働が大切。
 発信側も受信側も一方的ではなくて、発信された情報に対して返信する、というような相互交流を意識することが必要。
◎2班
発表者 山口委員
コメント:
 共有しなければならない情報とは何?と考えたとき、「街づくりに関する情報」で、それの「ルール・基準・レベルづくり」をする必要があるのではないか、そのためには、「情報を共有すべき部会・グループを作る仕組み作り」が必要だと考えました。
◎5班(班名=われら みたい・ききたい・わかり隊)
発表者 千葉委員
コメント:
 発信側・受信側の2つに分け、それぞれの課題を出し、それに対する解決策を考えてみました。
 情報発信はタイムリーに行い、住民も町行政に興味を持つなどの、意識改革をし、行政と町民が一緒に地域を作り上げていくべきではないか。
その他
  • 次回は勉強会を行います。
  • 次回以降、「対等な関係を築ける場づくり」「目的の共有 個別課題の対応のために」のグループワークを行っていきます。
オブザーバーの感想
  • グループワークは道庁でも行いたいのですが、最近そういう機会がありません。私も職場でこういう事を始めたいというのが第一印象です。また、発表を見ているとメモの数が多く色々な方が知恵を出し合ったのだろうと思います。尚且つ、まとめの時には色々と工夫されていて、非常に良くまとまっていると思いました。
  • どちらかというと行政側が発信者側、町民側が受信者側というようなイメージがあったが、今回の発表の中で、町民も発信側、行政も受信側になりえる、という意見があり、情報があればお互いが受信・発信する関係がこれから必要だと思いました。