血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

中標津町保健センター 健康推進課健康推進係 脇坂 珠希
 平成24年度健診結果では、昨年同様LDLコレステロールが高い人が一番多く、次いで高いのが「HbA1c」となっています。皆さん、HbA1cという言葉は知っていますか?
 HbA1cとは血液中の「ヘモグロビン」と「糖」がくっついているもので、過去1~2ヶ月の血糖値を反映しています。HbA1cの値は、糖尿病の状態を評価するために用いられています。

血糖値と、どう違うの?

 血糖値は検査前の食事によって影響されます。血糖値は食事を摂り始めてから約30分後に一番高くなり、約2時間後には食事を摂る前と同じくらいまで下がります。それに比較し、HbA1cは過去1~2ヶ月の平均的な血糖値をみているので、検査前の食事には影響されません。

血糖値・HbA1cが高いってどういうこと?

 HbA1cが高いということは、血糖値が慢性的に高いということを意味し、糖尿病の傾向があるといえます。糖尿病の初期の段階では自覚症状はないため、健診で血糖値・HbA1cが高いと指摘を受けた人は放っておかずに病院を受診しましょう。

血糖値・HbA1cを上げない食事のポイント

 血糖値を下げるためには、インスリンというホルモンが必要です。インスリンは人によって出せる量が違います。血糖値が一気に上がると、その分インスリンも一気に出さないといけません。インスリンが出なくなってくると、血糖値を下げることができなくなり、糖尿病となります。インスリンの無駄遣いをしないような食事の摂り方が重要です。
 血糖値を下げるためには、インスリンというホルモンが必要です。インスリンは人によって出せる量が違います。血糖値が一気に上がると、その分インスリンも一気に出さないといけません。インスリンが出なくなってくると、血糖値を下げることができなくなり、糖尿病となります。インスリンの無駄遣いをしないような食事の摂り方が重要です。

食事の量と質の大切さ

 たくさんの量を一気に食べると、血糖値が一気に上がります。よく噛んでゆっくり食べて、血糖値をゆっくり上げるようにしましょう。また、血糖値を急激に上げるような食品を多く摂ると、血液は高血糖状態になります。菓子、ジュースなどに含まれる糖は急激に血糖値を上げます。果物に含まれる糖も吸収が早いので、果物はみかんなら2個、バナナなら1本、りんごなら1/2個が1日の適量です。

食物繊維を摂ろう

 食物繊維は、糖の吸収を遅らせてくれます。糖の吸収が遅れることによって、インスリンが一度にたくさん出なくてもよくなり、結果的にインスリンの節約になります。
中標津町では、冒頭に述べたように、HbA1cが高い人が健診で多く発見されます。血糖やHbA1cの状態は血液検査をしてみないとわかりません。血糖値やHbA1cが高くても症状が無いことが多く、知らぬ間に糖尿病が進んでいることがあります。血糖値・HbA1cを上げないような生活を心がけるとともに、年に1度健診を受けてご自身の体の状態を確認しましょう。