中標津町

ヒブワクチンに関してのお知らせ


2008年12月からヘモフィルス・インフルエンザ菌(Hi)に対するワクチンが日本でも接種できるようになりました。
この細菌は、髄膜炎・肺炎・喉頭蓋炎などの重い感染症を引き起こすことがあり、死亡例や、後遺症を残すこともあります。国内での一年間のこの細菌による髄膜炎患者数は500人前後と推定されています。患者さんは5才未満の乳幼児がほとんどです。
重症感染症を起こすヘモフィルス・インフルエンザ菌は、ほとんどがb型(Hib=ヒブ)のため、ワクチンはこの型に対して作られ、ヒブワクチンと呼ばれます。日本での商品名はアクトヒブです。ヒブワクチンは既に世界100ヶ国以上で接種されており、それらの国ではヒブによる重症感染症は激減しています。大きな副作用も少なく、有効性と安全性の高いワクチンと考えられています。
アクトヒブは生後2ヶ月から5才未満の乳幼児が対象です。生後2ヶ月から7ヶ月未満は計4回、7ヶ月から1才未満は計3回、1才以上5才未満は1回の接種となっています。欧米など多くの国では、費用は公費負担となっていますが、日本では任意接種となっており、病院にもよりますが、1回の接種で約8,000円前後の費用がかかります。
また、しばらくの間は、供給量が少ないため、希望されても接種できなかったり、接種まで時間がかかることがあります。その点はご了承下さい。
興味のある方は、ご相談下さい。

町立別海病院 小児科 山本 大
町立別海病院 小児科 武越 靖郎
町立中標津病院 小児科 富澤 一浩


このページの情報に関するお問い合わせ先
中標津町
電話番号:0153-73-3111
FAX:0153-73-5333

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