根室支庁管内エゾシカ対策連絡協議会

根室支庁管内エゾシカ対策連絡協議会

被害対策部会鳥獣被害防止計画

『根室支庁管内エゾシカ対策連絡協議会被害対策部会鳥獣被害防止計画』が策定されました!
 エゾシカは根室支庁管内において、約2万8千頭生息していると推定されており、春から秋にかけては飼料用草地等に入り込み作物を菜食し、冬期は越冬地へ移動しています。
 牧草を中心とした農業被害並びに、樹木等への食害・剥皮による林業被害は深刻で、数億円の農林業被害が報告されています。
 また、希少植物や森林生態系への影響も懸念されており、行政区域を越えて広範囲に分布するエゾシカの被害対策として、1市4町(根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町)において、広域的な取り組みを進めています。

 根室支庁管内エゾシカ対策連絡協議会では、被害対策部会の取り組みとして、管内のエゾシカ生息調査、越冬地把握調査、被害状況調査等を実施し、越冬地における効果的な捕獲方法の検討及び実施を進めます。また、銃器を使用しない捕獲も進め、捕獲したエゾシカは廃棄処分をせず、食肉加工等の有効資源活用に努めます。