其の55 2020年10月

 こんにちは、地域おこし協力隊の斉藤です。
 寒露を控え、紅葉の季節が近づいてきました。本州で仕事をしていたころはまだ夏用のスーツでハンカチが手放せない気温でしたが、季節感のある中標津町に移住し10か月目となりました!みなさんは体調の変化なくお過ごしでしょうか?
 地域おこし協力隊として観光関係のお仕事をさせて頂いていますが、例年に比べ新型コロナウイルスの影響もあり、観光協の姿がまばらと見受けられます。
 しかしながら開陽台には北海道各地、本州のナンバープレートをつけた車やバイクが多く見られ徐々に活気が戻ってきたのではないかと感じます。
 8月の内容となりますが、さまざまなイベント・お祭りが中止となる中、少しでも中標津町の「開陽台」をPRできないかと【ペットフレンドリー中標津】&【ウェルカムライダー中標津】と題し、小イベントを実施しました。
 ペットフレンドリー中標津では、犬用の洋服販売とペット用おやつの販売を行いました。農作物被害等のため駆除されたエゾシカを次の命へつなげるため、町内で丁寧に加工されたシカ肉のペット用おやつは大人気で8月8日~8月10日の3連休で準備したすべてが完売となりました。シカ肉を利用したペット用商品はこれまでもたくさん市場に出ていますが、町内の会社が真剣にペットの事を考え、品質にもこだわり抜いた商品でしたので、これから中標津町をPRする上で一つの武器として活用させていただきたいと思います。
 ウエルカムライダー中標津では、今年から注力しているモーターサイクルツーリズム推進事業の一環として聖地「開陽台」のリブランディングを行うため、3種のイメージロゴを作成。Tシャツ・ステッカー・記念フラッグを準備し配布・販売を行いました。
 特にイベントがなくてもライダーは開陽台を目指してツーリングを行なっていましたが、これまで記念になる土産物がなく、今回初めて来町された方も近隣ライダーで何度も来られている方にも記念グッズは大変喜ばれ、これからもほかのグッズを開発してほしいと要望される程でした。これを機に可能な限り毎年8月19日(バイクの日)は開陽台にて催し事を実施し、道内・道外のライダーにバイクの聖地「開陽台」を再認識していただき、歓迎できる体制を整えていければと思います。
 町内から本当にたくさんの方にお越しいただきました。初めての催し事で屋外のため天候の不安もある中、痛いほどの日差しの下、みなさんの笑顔を共有でき嬉しい限りでした。

 来年の各行事がどのような形になるかまだ判断がつかないところですが、3年しかない任期の中で、より多くの方と協力し中標津の観光を盛り上げていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
中標津町地域おこし協力隊 斉藤 美葵(さいとう みき)