其の65 2021年10月

 寒露を控え、紅葉の季節が近づいてきました。中標津町で迎える秋は2回目となりましたが、朝晩の寒暖差にはまだ身体が順応していない気がします。

 なかしべつ観光協会では、令和2年度から(公社)北海道観光振興機構の協力を得て【モーターサイクルツーリズム推進事業】に注力し活動を行なっています。事業2年目となった今年は、7月末に(株)風間深志事務所主催の「Northern Rally 2021」が開催され、約80台のバイクが札幌を出発し、今回初のゴール地となった開陽台を目指してラリーが行われました。観光協会ではゴール演出や記念品の配布などを行い、『バイクの聖地・開陽台』を再び周知するため歓迎ムードを演出しました。

 来町されたライダーからは、「完走し、疲労困憊だがこの景色を見てやっと北海道を走り抜いた気分。開陽台はいつ来ても憧れの地」と嬉しい感想もいただきました。
 そして、8月19日(バイクの日)には、再び開陽台の駐車場にて小規模のイベントを行いました。このイベントも今年で2年目になり、ラジオや新聞を見て訪れたライダーもたくさん見受けられました。当日はライダー向け意識調査のアンケートを行い、今後の改善点や来年以降のお土産品のヒントを得たり、2021記念横断幕を用意し、来場されたライダーにメッセージの記入をお願いしました。

 地元コラボとして、バイクの日限定オリジナルシレトコドーナツの販売や、北海道中標津支援学校の生徒が製作し町内の印刷会社でレーザー印刷加工を行なった箸を販売しました。
 ライダーだけではなく、地元の方にも楽しんでいただけるようコラボ商品を増やしたり、町全体でウエルカムな雰囲気を演出できるよう、今後も取り組んでいきたいです。
中標津町地域おこし協力 斉藤 美葵(さいとう みき)