其の66 2021年12月

 寒さが厳しくなってきましたがみなさんは元気にお過ごしでしょうか。中標津町で2度目の12月を迎えました。中標津に来て以前よりも自然が好きになりました。特に初夏やカラマツの紅葉は何度みても素敵だと感じています。

 現在の活動を報告させていただきます。現在観光協会では、開陽台へ多くの方に訪れていただけるよう、展望館の北側(キャンプサイト側)の開拓を進めています。
 中標津町に来てからたくさんの方とお話をする中で、開陽台は地元の方や訪れる人にとってパワースポットのような場所であると知りました。
 そのため開拓した場所を「Re-terrace(リ・テラス)」と名付け、『再スタートをきる、生まれ変わる』など訪れる人にとって前向きになれる場所という意味を込めました。
 今まで開陽台からの景色は「視界330°のパノラマ」と言われてきましたが、残りの30°(山側)もとても魅力ある風景が広がっています。山側の景色をゆっくり楽しめるようにテラスを設置し、開陽台を訪れる人の滞在時間を延ばしたいと考えています。

 また、テラスまでの道のりを楽しんで歩けるように協力隊4人で笹刈りをしました。道の途中には小さなエリアを数か所作り、ベンチなどを置いたプライベートスペースや酪農展示、より自然を感じられる工夫などをしていく予定です。そのほかにもファットバイクやマウンテンバイクが走れるコースを作っています。

 完成予定は来年の開陽台オープンイベントを目標にしており、現在は整備途中のため立ち入り禁止ですが、来年には開陽台の新たな一面をお見せできるようにみんなで頑張ります。

 
中標津町地域おこし協力隊 田中 美希(たなか みき)