外国人財活用カレッジ（勉強会）は、本町の外国人財誘致推進事業に位置づくもので、昨年度までに中央アジア（キルギス）、タイ、インドネシアを対象に行っており、今年度はモンゴルを対象に開催します。
　モンゴルは、日本との外交関係やスポーツなどの交流が深く、親日的な傾向が強い国です。人口は約350万人と少ないものの、平均年齢が30歳未満と若年層が多く、日本への留学希望者、日本語学習熱も高くなっています。
　また、モンゴル人材は日本の徒弟制度になじみが深く、様々な業界での受け入れが進んでいます。
　特に、建設業や土木業への就労実績が全国的に多くなっていますが、本町の基幹産業である酪農業との親和性も高く、技能実習や特定技能で多くのモンゴル人材が来訪しています。
　今回は、モンゴルに関しての理解醸成を進めていくことを目的に、現地に在住しているモンゴル・日本人材開発センターのチーフアドバイザーであるJICA専門家（オンライン講演）や、岩谷学園系列の人材サービス事業者である町内企業のアンドネットが「人材受け入れのイロハ」について、受け入れに必要な手続きや費用、ビザの種類など、基本的な話から解説します。
　合わせて、計根別の農家さんでモンゴル人材の受入実績があり、かつ、受入機関の出先機関として町内の酪農家や企業にモンゴル人材を派遣している（株）Dairy Farm 本田の本田様からも体験談をお話しいただきます。
　今回は、たくさんの方に外国人材の活用について知っていただきたく、これまでの市街地開催に加え、計根別でも開催します。また、希望者には、個別相談会も設けます。
　実際に外国人材の雇用を検討される町内事業者や、多文化共生時代に向け、町民の皆さまのご参加をお待ちしています。

〈事業概要〉
1.開催日 　　9月30日（火）
2.会　場  　・計根別会場 中標津町交流センター
　　　　 　　10：30（受付10：00から）～12：00
　　　　 　 ・中標津会場 中標津経済センター（なかまっぷ）
　　　　　　 15：00（受付14：30から）～16：40
3.内　容 　【１】モンゴルを知ろう（オンライン講演）
　　　　   　　　 モンゴル・日本人材開発センター（JICA専門家） 佐藤 睦 氏
             　【２】モンゴル人材を受け入れてみて（会場講演）
　　　　　  　　（株）Dairy Farm 本田 代表取締役 本田 正志 氏
　　　   　 【３】外国人材の活用の“イロハ”
　　　　  　　　（株）アンドネット 代表取締役 吉田 孝之 氏
4.申込方法 　別紙申込書（内容）について、以下の方法でご連絡ください。
　　　　　・電子メール chiiki@nakashibetsu.jp
　　　　　・電話 74-0465 まで
　　　　　・FAX 73-5333 まで
    　　　　いずれも宛先は「経済振興課地域振興係」