Nakashibetsu Municipal folk Museum

中標津町郷土館のwebpageに属するアーカイブです。
2006年8月号

シラカンバとダケカンバ

町の木である白樺。

和名ではシラカンバといいます。

白い樹肌で分かりやすい木ではありますが、実は町内には同じ仲間で見た目も似ている
ダケカンバ、ウダイカンバ(マカバ)、ヤエガワカンバがあります。

比較的標高の低いところにあるのがシラカンバで、高いところにあるのが他の3種なのですが、例えば、丸山公園や緑ヶ丘森林公園でもダケカンバがあります(しかも道路沿いに)ので、場所だけでの判断できません。

シラカンバ、ダケカンバの葉による見分けのポイント

1.葉脈を見る
 シラカンバでは6〜7対、ダケカンバでは10〜13対と多い。

2.葉の形
 枝に近い方が広がって三角形に近い形がシララカンバ、楕円形に近いのがダケカンバ。

3.葉の表面
 表面にロウを塗ったような光沢があるのがシラカンバ。

なお、ウダイカンバ(マカバ)はシラカンバ、ダケカンバに比べて葉が大きいこと、茎の付け根に近い部分が大きく、ハート型です。 ヤエガワカンバは樹皮が幾重にもはがれることから「八重皮」と名付けられています。かなり標高の高いところにあるので登山の際などに見かけるかもしれません。

順に、シラカンバ、ダケカンバ、ウダイカンバです。

シラカンバの葉 ダケカンバの葉 ウダイカンバの葉

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