これまで中標津において“大型のスズメバチ”と言えばケブカスズメバチが代名詞でした。
しかしここ数年、温暖化の影響なのでしょうか、町内では未確認種であったオオスズメバチとコガタスズメバチが目に付くようになってきています。
スズメバチの仲間の巣は夏から秋にかけてその大きさを増し、同時に働き蜂の数も増え攻撃性も強まります。特にオオスズメバチは毒性も攻撃性も強いのでこの時期は注意が必要です。
また、黒くて小さめのスズメバチ(俗称スガリバチ)もよく見かける種ですが、よく似たものが数種いるようです(例:ニッポンホオナガスズメバチ)。
上記5種以外で、町内で確認されているスズメバチの仲間は、モンスズメバチ、キオビホオナガスズメバチがいます。今後本格的な調査が行われれば新たな種が確認されるかもしれません。