其の26 2017年3月

 早いもので中標津町に移住をしてから1年半が経ちました。
 北海道での冬の生活も2年目を迎えて、雪かきや雪道運転も1年前に比べると少しは慣れてきたかなぁと自分自身で感じています。
 そんな矢先、今年に入って約50cmもの大雪が降った日にインフルエンザにかかってしまいました。病院へ行くにもひと苦労でバスやハイヤーも運行が乱れており、フラフラになりながら雪に埋もれた車の雪かきをしました。雪国で暮らしているとこんな試練もあるのだと思い知りました。
 降り続ける雪に道路の除雪も追いついておらず、ハンドルを取られたり、視界不良だったりとハラハラドキドキしながらやっとの思いで病院までたどり着きました。
 しかし、病気になると辛い事ばかりだけではありません。お弁当や果物、飲料などの差し入れをわざわざ自宅まで持ち寄ってくださったり、一人暮らしの私にとって町民の方の優しさが身に染み、本当に助かりました。
 おかげさまでインフルエンザから復活した後は、なかしべつ冬まつりに元気に参加することができました。昨年に引き続き、雪像作りにも参加。マイナス10度を下回る中、一週間前から毎日仕事後に屋外で行う作業はこの時期にしか経験できません。 
 他にも、ひがし北海道の手作りチーズ工房さんが集結した「チーズフェス
ティバル」や「滑り台タイムトライアル」などのイベントにも楽しく参加す
ることができました。
 地域おこし協力隊の任期は最大で3年なのでちょうど折り返し地点となり
ました。協力隊の仕事をしていく中で任期終了後の自分の将来についても考
えていきながら、引き続き頑張って行きたいと思います!
中標津町地域おこし協力隊 小池 瞳(こいけ ひとみ)