其の42 2019年5月


 まだまだ「春」というには肌寒いですが、町中で雪割りをしているところをよく見かけるようになりました。
 地元に住んでいた時は桜の開花宣言をテレビで見たら一目散にお花見をしに行っていましたが、最近は「山菜がどこどこに出てきていたよ!」という情報のほうが嬉しいです。

 さて、なかしべつ観光協会では「写真家と巡るひがし北海道なかしべつの旅」と題したフォトツアーを3月下旬に行いました。ツアーに関して全く知識がなかった観光協会在籍の協力隊3人が、以前行っていた地域雇用創造協議会主催のフォトツアーを参考とし、スケジュールの組み立てや司会進行などの計画等を立てました。

 当日は道外から3名、根室管内を除く道内から7名が参加し大型バスで開陽台、丸山公園、野付半島をめぐりました。地平線から出てくる橙色の太陽や北海道らしい動物と一堂に出会え、参加者とスタッフみんなが大満足のツアーとなりました。

 そしてこのツアーをとおして様々な動物を近くで見ることができたのですが、自然のルールを再確認することもできました。野生動物に触れない・エサを与えない、植物を踏まない、私有地に入らない等、注意書きや看板が必ずあるので確認が必要です。中標津の周りには国立公園や保護されている場所が多くあります。これから動植物が動き出す時期になっていくので、この地域のことをもっと勉強していきたいなと思いました。