応急手当

応急手当の基礎知識

 突然のケガや病気のとき、家庭や職場でできる手当てのことを応急手当といい、心臓や呼吸が止まりその人の命を救うために、そばに居合わせた人ができる応急手当のことを救命処置といいます。

 傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の行いを「救命の連鎖」といいます。「救命の連鎖」は、「心停止の予防」「心停止の早期認識と通報」「一次救命処置」「二次救命処置と治療後の集中治療」の4つの輪で成り立っており、この4つの輪が途切れることなく素早くつながることで救命効果が高まります。