食育推進事業「地場産物について学ぼう」

中標津町教育委員会では、地場産物への興味関心を高めるとともに、食べ物を大切にし、食べ物の生産などにかかわる人々へ感謝する心を育むことを目指して、小学生を対象に「地場産物の収穫体験」を行っています。

野菜収穫体験後に、参加した児童に実施したアンケートでは
・自分で採った野菜はおいしかった
・苦手だったけど、食べることができた
・野菜を作っている人は大変だと思った
・これからも食べ物には感謝したいと思った

という回答がたくさんありました。

また、収穫した野菜は家庭に持ち帰り家族で食べてもらいましたが、保護者からは
・とても楽しかったようで、収穫の時の様子をたくさん話してくれました
・メニューのリクエストがありました
・夕食作りをお手伝いしてくれました
・自分が採った野菜を家族が食べるのが嬉しそうでした
・前よりも野菜を食べるようになりました

という回答がたくさんありました。

地産地消は、生産者と消費者の距離が近く、安全で安心な食材を選択することが可能であり、健康的な食生活の実現が可能です。
野菜収穫体験を通して地場産物への興味関心を持ってもらえたことから、高い食育効果が期待できます。
収穫体験では大根を収穫し、その後、中標津町農業協同組合野菜選果場(俵橋)で大根とブロッコリーが箱詰め(商品化)される様子とミニトマトのビニールハウスを見学しました。

中標津町では畑作の新規作物として大根を平成10年から、ブロッコリーを平成15年から作付けしています。店頭で見かけた際は、ぜひ手に取ってみてください。