開陽台

ここだけの景色 標高270mのパノラマ

 中標津町市街地から車でおよそ15分。中標津町のランドマークとも言われる「開陽台」は、標高270mの台地にあります。そこからあたりを見渡すと、「緑のじゅうたん」とも表現されるような牧草地帯が一面に広がります。まさに「北海道に来た!」と実感することができるでしょう。
 夜になると、上空には無数の星が散りばめられ、「宇宙にはこんなにたくさんの星があるのか」と思ってしまうほどの幻想的な風景が広がります。
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開陽台展望館

【営業時間】
4月下旬から10月末まで(午前10時から午後5時まで)
※10月は午前10時から午後4時まで
※屋上は常時開放しています。

【駐車場】
約60台(バス6台)


【施設概要】
(1階)
・軽食コーナー(カフェカイヨウダイ)
・格子状防風林の歴史、自然に関する展示
・パンフレットコーナー など
(2階展望回廊)
・中標津町及び周辺地域の写真展
・望遠鏡 など
(屋上)
・パフォーマンスサークル
・望遠鏡 など
現在の開館状況等については、以下のリンク先からご確認いただけます。

はちみつをかけたソフトクリームがおすすめ! カフェ・カイヨウダイ

 開陽台展望館内で営業しているカフェ・カイヨウダイでは、ソフトクリームやジェラードのほか、めざましテレビでも紹介された「シレトコ・ドーナツ」等を販売しています。
 中でも「しあわせのはちみつソフト」は大人気。
 地元産の生乳を使用しているのはもちろんのこと、はちみつはカフェスタッフ自らが開陽台の麓で採取した貴重なはちみつ。
  開陽台に来たら必ず食べたくなる一品です。

【営業時間】午前10時から午後5時まで
      ※10月は午前10時から午後4時まで

見渡す限り牛がいる風景 開陽台牧場ふれあい広場

 開陽台の西側に広がる開陽台牧場は、東京ドーム約100個分の広さを有する草地に約1,000頭の乳用牛を放牧しています。
(放牧期間:例年6月上旬から10月下旬まで)
 その広大な牧場の一画には自然環境をそのまま生かした広場を中心に、長さ2,600mの遊歩道があり、深緑の草原に放牧されている牛を近くで見ることができ、広場周辺や自然林(保全林)の植物や野鳥・昆虫などの自然観察も楽しめます。

宇宙からも見える?根釧台地の格子状防風林

 開陽台から見渡せる風景の1つに、北海道遺産「根釧台地の格子状防風林」があります。
 西暦2000年、スペースシャトルエンデバーに搭乗した宇宙飛行士毛利衛さんが撮影したビデオには、この地域に広がる格子状防風林がはっきりと映し出されていました。
 これを期に北海道遺産に認定された格子状防風林は、幅180m、総延長648kmという地球規模の人工物であり、毛利衛さんは「宇宙から見える防風林は根釧台地にしかない。」とおっしゃっています。

これぞ北海道!どこまでも続く直線道路「ミルクロード」

 「牛乳を出荷するタンクローリーが走る一直線の道」から「ミルクロード」と名付けられた道路。ミルクロードは、町内とその周辺地域に複数存在する道路の総称です。
 特に「ライダーの聖地」とも言われる開陽台への道が有名で、なだらかなアップダウンがアクセントになっています。

偶然が織りなす、不思議な「四角い太陽」

 四角い太陽(変形太陽)とは、気温と海水温の温度差によって光が屈折して起こる蜃気楼の一種です。
 ここ、ひがし北海道地域は放射冷却が起こりやすいため、四角い太陽(変形太陽)が観測されやすいといわれています。開陽台のほか、野付半島や尾岱沼(ともに別海町)などでも見られる現象です。

開陽台展望館に「Uni-Voice」を設置しました

Uni-Voiceとは ~A readable solution for everyone!!~

 Uni-Voiceとは、スマートフォンやタブレット端末にUni-VoiceアプリをインストールしUni-Code(QRコードのようなもの)を読み取ることで、あらかじめ登録しているテキストデータと音声データを取得できるものです。
 開陽台に設置したUni-Codeには、4か国語(英語・簡体語・繁体語・韓国語)で開陽台を紹介したデータが登録されています。

Uni-Voiceアプリを取得するには

 Uni-VoiceはGoogle PlayまたはApp Storeから取得することが可能です。

アクセス

中標津空港から車で約15分
※開陽台付近で乗降できる公共交通機関はありません。
※自家用車やレンタカー、ハイヤーなどでのお越しをお勧めします。