第13回「パートナーシップで進めるまちづくり」町民会議

日時

 平成18年11月14日(火)19:00~21:00

場所

 中標津町役場301号会議室

出席者

 30名(町民委員13名、プラネット16名、ファシリテーター:東田秀美氏)

会議次第

  1. 開会
  2. 議題
    (1) パートナーシップ調査結果について
    (2) 「対等な関係を築ける場つくり」「目的の共有 -個別課題の対応へ-」についてグループ発表
  3. その他
  4. 閉会

配布資料

  • 第12回会議結果
  • 高校生聞き取り調査取りまとめ結果

結果概要

議題

助役より挨拶
  • 会長始め委員・ファシリテーターの皆さんには大変多忙な中、精力的に時間を割いていただき今日までとり進めていただきました事を、心から御礼を申し上げます。
  • 近年、地域力向上が必要と言われている。言われる理由の1つは多様な公共サービスの提供に行政組織の限界。2つ目は公共サービスの在り方、どんどん変化してきている。
  • 地域力があるという地域は、顕在化或は、潜在している地域課題を把握して町民と共に、その課題を共有できる地域である。次には、その地域の課題を解決する方法が速やかに形作られて、問題解決の方法の選択肢が豊富である。そして、地域課題解決の方法が常に見直されて改善される地域である。
  • 町民と共に、地域力のある地域づくりができればと願う1人でもあります。
  • パートナーシップで進めるまちづくりの為に、皆さんには大変ご苦労をおかけしますけども、今後ともよろしくお願いします。
1、パートナーシップ調査結果について
  • 高校生の聞き取り調査を中標津高校と農業高校各10名程度で実施しました。
  • 高校生の聞き取りの時に、聞き取り調査と全校生徒を対象にアンケートを行うということでしたので、全校生徒対象アンケートの内容について説明しました。
  • 今月の中から下旬にかけて高校のほうに行き、全校生徒対象のアンケートを実施します。
  • 結果報告は、12月に集計できれば1月の報告となります。
《各班のグループワーク結果発表》
 テーマ「対等な関係を築ける場づくり」・「目的の共有 - 個別課題の対応へ -」について
※ 下記リンク【「対等な関係の場づくり」・「目的の共有」のグループワーク取りまとめ結果】のとおり、全体の意見を取りまとめました。
◎1班

コメント:
 課題別にしてパートナーシップの場を設けるべきでないか。
 官・民・議会もそれぞれの役割分担と責任を明確にしていったらいいのではないか。
 規制緩和はすでに国で行っているが、これはそういったものの一例。

質問:
○ファシリテーター
 コミュニティーの差別化というのは、例えばどのようなことですか?
○発表者
 例えば町内会で行われる行事で、町内会に加入している人と未加入の人の扱いが同じでいいのか、というようなこと。
◎6班

コメント:
 町内会の話が多かったため、それを中心にまとめました。
 町内会の取り組みを生かす!ことが大事ではないか、また意識の共有には目的が必要!
 役場との交渉ごとは一定の団体(町内会など)を通して行ったほうがいい!
◎3班(班名=あんぱん)

コメント:
 協働の拠点(市民活動センターの設置協働担当課の設置)、協働の基盤(町内会・企業)、協働への参画(テーマ別に意見交換会・まちづくり研修会)、協働の展開(広報誌に中高生のページ作成・施策につなげる仕組みづくり)
 これを新しいまちづくり~パートナーシップへの転換~と結論付けました。
◎5班

コメント:
 まちづくりセンターのような独立した団体を構築し、対等な関係を築ける場(協議会・審議会等)の設置等を支援してもらう。その際、受付は団体単位等一定のルールが必要になる。
 また、町民が団体(NPO)を形成するのにNPO設立支援センターが必要となる。
◎4班

コメント:
 団体と団体、団体と行政の接点になる場、拠点となる場、市民活動センターを作って、住民が活動できる場を作る。このことによって、対等な関係になって目的の共有が出来るのではないか。
 また、市民活動センターの運営はNPO等の団体が管理運営するのが望ましい。
◎2班

コメント:
 対等の関係を築ける場づくりには、会議のルール化、相手を尊重する、「さん」付けで呼ぶ等、人と人のつながりが大事。
 また、広く参加を呼びかけ、円卓会議などにより少人数で同じテーマを話し合い、目的の共有、個別課題への対応をする。その際、正確な情報提供が必要。
助役の感想
  • 皆さんのまちづくりに対する熱い思いをひしひしと感じ、この委員のようなまちづくりに対する思いのレベルになれば、何の心配もないまちづくりが出来ると思いました。
  • 執行機関と議決機関があるが、執行機関である行政と町民の対等な場づくりという部分は理解しやすいが、そこに議会がどういう関わりを持ったらいいのだろうか、と思いました。
  • 現在のまちづくり町民会議は、一段落した段階でどういう風に展開していくのが最もいい形なのか、また、もっとたくさんの方々にこういう場面を傍聴してもらったりする機会があってもいいと思いました。
  • 委員の話の中で責任転嫁の話がありましたけども、まさしく責任転嫁の社会ではいけないのだろうと強く感じました。
その他
  • パブリックコメントを、来年1月末から2、3週間を目処に実施することになりました。
  • 「パートナーシップで進めるまちづくり」町民会議で話し合っているこれまでの内容を取りまとめ12月の広報誌に載せます。
  • 次回は、3つの分科会を作り協議していくことになりましが、情報共有、対等な関係を築ける場、それとフォーラムの実行委員会、この3つの部会のメンバーを、希望を取りながら事務局より今後のスケジュールも含め提案させていただきます。
  • 委員より広報の字が小さいという意見がありましたが、広報のページ数に限りがあり広報係と協議検討することとしました。
  • アンケート結果で、パートナーシップについてよく分からないという人が多かったことを踏まえパートナーシップの定義を載せるべき、という意見がありましたので追加することにしました。