第1回研究会結果

日時

平成19年4月25日(水) 19:00~21:00

場所

役場3階302号会議室

出席者

16名 (町民委員5名、町職員5名、ファシリテーター:東田秀美氏、西澤町長、事務局4名)

会議次第

  1. 委嘱状交付
  2. 町長挨拶
  3. 自己紹介
  4. ファシリテーター
  5. 中標津町パートナーシップ推進研究会について
    (1)「パートナーシップ」なかしべつ提言について
    (2)研究会の趣旨について
  6. 議題
    (1)役員の選任
    (2)今後のスケジュール(案)について
    (3)研究会のルール(案)について
    (4)研究会の進め方について

配布資料

結果概要

1、 委嘱状の交付

 委員の皆さん一人ひとりに西澤町長から委嘱状を交付しました。

2、 町長挨拶

 パートナーシップで進めるまちづくりに関し、平成17年11月から大変皆さまにはご苦労おかけいたしました。
3月1日にはフォーラムを開催いたしまして、大変多くの町民に集まっていただきました。
 また、3月27日には、「パートナーシップ」なかしべつ提言の報告を受け、一つの区切りを付けさせていただいたところでございます。
 今後更に、パートナーシップ事業を推進するために、本日、研究会を立ち上げさせていただいたわけでございます。
 特に町民側の5名の方につきましては、大変アクティブに今までの会議に出席された方でございますし、また、町職員も普段から一生懸命、町に関することを提言してございます。そのような10名の方で組織をして新たな出発を今日からさせていただくところでございます。
 引き続き東田さんには、この会議を導いていただくことになるわけでありますが、よろしくお願い致します。
 そのような10名の研究会の皆さまと、そして私、事務局を入れた中でまたスタートさせていただきたいと思います。
 「パートナーシップで進めるまちづくり」これから実際にどう進めていくのか。という非常に難しい問題をたくさん抱えているのではないかと思っております。
 私、今回の選挙を見ておりまして、例えば、極端な例かもしれませんが、夕張市のことにつきましては、どうしてあのようになったのかというのは、いろんな要素があるんでしょうけども、もし、もっと早くから住民と行政が一緒のテーブルについて、市のまちづくりに関与していたら多分あのようになる前に、何か解決策があったのではないかと思っております。
 第1の原因は夕張の市役所と市民との間が非常に遠く離れていたのでは、こんなことが原因だったのかなと思っております。
 勿論、そのようなことで解決ができたかどうか分かりませんが、少なくとも町民と行政が同じテーブルについて、財政のこと、将来のまちづくりのこと、もし話されていたら多分違った道があったのではないかと考えていたところでございます。
 「まちづくり」大変難しいわけでございます。大事なのは行政と住民が、胸襟を開いて話し合って、語り合って、どうしたらこの町が更に良い町になっていくのか、そんなことをザックバランに話し合っていくことが一番大事なことであり、そのような中から良いまちづくりが生まれてくると期待をしているところであります。
 また、皆さん方には、夜分に参加していただくというかたちで、大変ご苦労をおかけいたしますが、「パートナーシップで進めるまちづくり」の趣旨をご理解していただきまして、ご協力賜りますようにお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いします。

3、 自己紹介

 委員、事務局、皆さんから自己紹介をしていただきました。

4、 ファシリテーター紹介

 パートナーシップで進めるまちづくり町民会議から引き続き、ファシリテーターとして特定非営利活動法人 旧小熊邸倶楽部代表 東田秀美さんに、中標津町パートナーシップ推進研究会の議論の促進、アドバイスなどをお願いしました。
「ファシリテーター挨拶」
 私は、15年くらい協働に関する活動を行ってきましたが、ついに初めての事例に踏み込みます。提言書の提出というのは自分の経験値の中にありましたが、今度はその提言書をファシリテーターという役目で実行に移していくための研究をしていくということで、初めての取り組みとなります。
 今までは、そちらの方に座る役というのは行なったことはありますが、ファシリテーターとしては初めてなので、今までの経験値をフル活動して一生懸命努めますのでよろしくお願い致します。
 前にもお話ししましたが、中標津町は、協働、パートナーシップというような話の中では、道内では抜きに出てしまいました。最初のうちは周回遅れでしたが、既にトップランナーの域に入りましたから、胸を張って今回の推進研究会を進めていきたいと思います。
 今後、この研究会の活動が他の市町村の事例になっていくと私は考えています。
 失敗も含めて、課題として他の市町村とか、中標津町の良いかたちのまちづくりに活かして行ければ良いと思います。
 肩の力を抜いて、でも、責任感を持って、楽しく明るく議論して行きたいと思っていますのでよろしくお願いします。

5、 中標津町パートナーシップ推進研究会について

「パートナーシップ」なかしべつ提言の内容説明と本研究会の趣旨について、下記資料を基
に事務局より説明いたしました。
 
  • 「パートナーシップ」なかしべつ提言
  • 事務局説明資料 パートナーシップで進めるまちづくり
  • 事務局説明資料 「パートナーシップ推進研究会」のイメージ

6、 議題

(1)役員の選任
 中標津町パートナーシップ推進研究会、全会一致で次のとおり決定しました。
 会長 志田委員、副会長 西村委員が選出されました。
(2)今後のスケジュール(案)について
 スケジュールは別紙案のとおり承認されましたが、内容については予定なので今後の進み具合によっては変更いたします。
 基本的に8月までは第2、第4水曜日の19時から研究会を開催し、その後、10月から隔月で全12回を予定していますが、その都度、次回会議の日程調整を図ることとし、状況によっては会の回数を変更する場合もあるということで合意されました。
 市民活動センター等の視察を6月下旬から7月上旬の間に、町職員1名、町民委員3名で予定しています。
 パートナーシップ講演会、フォーラム開催は、PR の部分で1回行う予定です。
(3)研究会のルール(案)について
 研究会のルールは別紙案のとおり承認されました。
(4)研究会の進め方について
 提言書の中の具体的な解決策案を一覧表にし、それを基に個別票(打合せメモ)を付けて、一つ一つ検証して行く方法で、下記意見を考慮しながら取り進めてみる。
 良い方法があれば、進め方を変更していく。
 
(出された意見)
・大胆な発想とアイディアを出し合い、検証する事項について法的なものも含めて、事務局に裏づけ資料を次の会議まで作成しもらい、それを検討する。最後に肉付けしていくという方法。
・研究会の意見をまとめて、各担当になるであろう所に振って、担当課の意見を聞く。という方法。
・担当課と研究会の意見を一度聞かないと、なかなか実行できない。

質問・意見

(意見)
 意見や同意を求めた時、相手に考える間をもう少し持って欲しい。

(回答)
 少人数の話し合いのため、そのような場合は間を空けるよう伝える。また、休憩を取りながら、ゆっくり議論していく。
(意見)
 少人数の話し合いのため、そのような場合は間を空けるよう伝える。また、休憩を取りながら、ゆっくり議論していく。

(回答)
 視察に伴う予算は研究会のための予算なので、研究会の中で対応することとなります。
(意見)
 視察は元町民会議のメンバーは入らないのか。

(回答)
 視察内容は、運営の仕方、ハード(たたずまい)の整備の仕方、どんな役割がそこにあるのかなど、運営の方法など全部です。
 また、視察後は報告書を作成し中標津町が取り組みするための参考とするため、委員に対しても報告されるかたちとなります。