夏とレジャーに潜む危険
熱中症に気をつけましょう!
熱中症とは気温が高い日の屋外や屋内で、発汗などにより体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、様々な障害をおこす病気のことです。熱中症は少しの心がけで予防することが出来ます。
火の取り扱いに気をつけましょう!
バーベキューや花火は夏の楽しみのひとつですが、ちょっとした不注意が悲しい事故に繋がることがあります。次のことを必ず守って楽しみましょう。
バーベキューの注意点
- 火の粉が飛んで周りの物に引火する危険性がありますので、風向きに注意してください。
- 綿やレーヨンなどの再生繊維の服は着衣着火の危険がありますので、着る物に気を付けてください。
- ゲル状の着火剤の主原料のメチルアルコールは、揮発性が高く青白い炎で燃焼し見えにくいため、火おこし途中に火が消えたと勘違いしてチューブから直接グリル内へ追加投入すると、引火し大事故につながりますので間違った使い方に注意しましょう。
- バーベキューをする時は、グリル付近に消火水などを準備すると、着衣に着火した場合などに素早く対処できますので必ず消火用具を用意しましょう。
花火あそびの注意点
- 花火などに書いてある警告、注意を良く読んでから遊びましょう。
- 人ごみを避け、燃えやすい物のない広い場所でやりましょう。着る物によっては着衣着火の危険もあります。
- 風がある日の花火はやめましょう。
- 花火に点火後、火が着かない場合は絶対に近寄ったり覗いたりしないでください。
- 終わった花火は水の入ったバケツに入れて、確実に消火してください。
非常に危険な着衣着火
コンロやバーベキュー、花火などをしているとき、取り扱っている火が着ている服についてすぐに燃え上がる現象を着衣着火と言います。綿・レーヨン・キュプラなどの、毛羽が空気を含みやすい生地は、特に着火しやすいと言われ、ほんの少しの着火で瞬く間に着ている服の表面を火が走ります。
- 火を扱うときは、袖や裾が広がっている服を着ないようにしましょう。
- コンロ越しに頻繁に手に取るものを置かないようにしましょう。
- 電気ストーブなど、直接炎が見えない器具にも十分注意しましょう。
- 防炎衣類を身に着けることも対策のひとつです。割烹着やエプロン、パジャマ、寝間着、ゆかた、アームカバー等の対応品があります。
火が着いてしまった場合には、すぐに近くにある水を火にかけて消してください。身近に水がない場合は、絶対に走り回らず、その場で転がって、燃えている部分を地面に押し付けて火を消します。また、すぐに消防署へ通報するようにしてください。
関連リンク
日本防炎協会ホームページには防炎についての詳細と防炎品の導入事例等が掲載されています。また、全国の防炎品取扱店を検索することができます。
このページの情報に関するお問い合わせ先
中標津消防署 電話番号:0153-72-2181
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