1年の初めに自分の血圧を知りましょう!!

中標津町保健センター 健康推進課 健康推進係

 皆さんはご自身の血圧がどれくらいか知っていますか?中標津町の健康診断の結果では高血圧の人が年々増加してきていますが、高血圧はどうしていけないのでしょうか?
血圧が高いと血管を傷つけ、動脈硬化になり、脳卒中、心臓病、腎臓病に繋がるといわれています。また、高血圧の症状は頭痛、肩こりなどがありますが、自覚症状がないまま悪化していくことも多くあります。ご自身の血圧を知るためにも、ご家庭で測ることをお勧めします。

血圧を測るタイミング

基本は朝・夜の1日2回
 朝に測る場合~起床後1時間以内。トイレを済ませたあとで、かつ朝食前、薬を飲む前に測ります。
 夜に測る場合~寝る直前。入浴や飲酒の直後は避けます。

 トイレを済ませた後は1~2分座って落ち着いてから血圧を測りましょう。血圧は行動や環境によって変動するため、毎日できるだけ同じ環境で測定したほうが影響が少なく、自分の血圧を知ることができます。
 また、値を記録しておくことで血圧の推移もわかります。家庭での血圧が上が135mmHg以上、または下が85mmHg以上の値が続く場合には、高血圧が疑われるので、病院を受診しましょう。

高血圧の予防

1.食事からとる塩分を控える
麺類の汁は残す。醤油は「かける」より「つける」などの工夫を。
2.肥満の解消
体が大きくなると、血液の量が増えるため血圧が上がります。
3 .ウォーキングなどの有酸素運動
有酸素運動をすることにより、肥満の解消と血流が良くなることで血管の抵抗が少なくなります。4.禁煙たばこは血圧を上げ、さらに動脈硬化を促します。
5.生活リズムを整える
しっかりと睡眠をとることで、傷ついた血管を修復します。また、血圧の調整をしている神経のバランスを整えることで、血圧を安定させます。

年齢とともに血管は衰え、高血圧、動脈硬化が進んでいきます。進行を止めるためにも日常生活に注意し、血圧を測る習慣を身につけ、丈夫な血管を目指して今年1年健康に過ごしましょう!

血圧や体のことについて気になる点があれば、保健センターにご相談ください。

電話番号 : 0153-72―2733