Nakashibetsu Municipal folk Museum

2004年12〜2005年1月の学芸員日誌


1月31日(月)
 朝から気持ちのいい晴れだったが、風が強くて寒い一日であった。
 郷土館に用足しに行くと、丸山公園の小山付近では10羽程のヒヨドリとツグミが4羽いた。ひっきりなしに追いかけたり追いかけられたりを繰り返している。どうやら小山の利権(?)を巡っての抗争のようだ。
 それをハシブトガラス3羽が遠巻きにプレッシャーをかけつつ眺めていた。

ツグミ ヒヨドリ

 夕方から標津町にある東部森林管理署にて打ち合わせ。

1月30日(日)
 今日は羅臼町へ行った。
 中標津はパッとしない天気だったが、羅臼は雲間から少し青空が覗いていた。
 いいぞいいぞと思い、まず羅臼展望台へ行ってみる・・・と、もぉのすごい凶悪な暴風、であった。
 氷の上に立っていると風に押されて移動してしまうほどであり、何より凍りついた階段の昇降が怖い。
 写真を撮り、速攻で移動。

羅臼展望台から撮影

 次に、この前新聞にも載ったマッカウス洞窟の氷筍を見に行く。天然記念物に指定されているヒカリゴケで有名な場所だ。
 「足元に注意!」の看板があったが、岩肌からツララがたくさん垂れ下がっていて頭上にも注意しなければならないのだ。
 よく見ると、プラプラ揺れているツララもあるではないか。あんなものが落ちてきて頭にサックリと刺さってしまったら・・・。
 ということで、ここもスバヤク車へ移動する。

マッカウス洞窟の氷筍

 実は、今日のターゲットはオジロワシなのであった。しかし道中なかなか見つからない。
 オオワシはそこそこ目に付き、写真も撮れるような場所にいてくれたのだが、オジロワシとはなかなか出会えない。
 しばらく探していたが、時間も時間となり諦めて帰る途中、「どうぞ写してくださいな」といわんばかりのやつがいた。
 無事カメラに納めて帰途についたのであった。

オジロワシ

1月29日(土)
 自宅のネットが復旧した。  いや〜よかったなぁ、とは思ったものの、今日はプライベートであれこれをしているうちに一日が終わってしまったのだ。

1月28日(金)
 午前中は私用でお休みをいただきました。
 というのも自宅のフレッツADSLのサービス内容を切り替たのだが、接続できなくなってしまっため復旧工事に立ち会っていたからだ。
 このホームページのアップロードも自宅からすることが多いので、つながらないと非常に困るのだ。
 「役場でやればいいんじゃないの?」と思った方もおられるでしょうが、残念ながら現段階では役場からはできないのだ。そんなわけでアップロードは自宅か収蔵庫からしているわけである(実際、昨日のアップロードは知人宅からさせていただいた)。
 で、話が戻るが、調べてもらったらNTT内では問題ないとのこと。どうも距離的な問題のようで以前のサービスの方が安定しているというのだ。
 ということで、今日の夜には元のサービスに戻してもらうのだが、はてさてどうなることやら(今日は早めに収蔵庫からアップしました)。
 明日以降、もし更新が滞っていたら「まだ復旧してないんだね」と思ってください。
 また、復旧の報告がない状態でアップされている場合は、「何とかやりくりしてアップしたんだなぁ」と思ってください。
 午後からは各種事務仕事をしておりました。

1月27日(木)
 緑ヶ丘森林公園へ用足しに行った。
 車を降りたら頭上で「コツコツッコツコツッ」と音がする。キツツキの仲間が近くにいるなと思い、すぐさまカメラを取り出して撮影。
 アカゲラであった。

餌は見つかったのでしょうか??

 撮り終えるとほぼ同時に、カラ類の混群が頭の上を飛んでいった。ついでに、と思ったが距離はあるし、カラ類は小さいうえに頻繁に止まる場所を替えてしまう。双眼鏡にレンズを当てて撮るという手は使えない。そこで目線をはずしつつそれとな〜く近づいてみる・・・成功。
 すると、エナガやハシブトガラの鳴き声の中に聞きなれない鳴き声が混じっている。
 逆光気味の中、とりあえず種を確認しないでシャッターを押してみる。と、カメラへ記録する時に数秒だけ液晶に映る姿で判明。アトリ科の“ウソ”であった。群れに数羽混じっていたのだが、腹の赤いのもいる。亜種のアカウソのようだ。

アカウソ
その1

 もうひとつ鳥のネタ。
 この前の日曜日(1月23日)に、日本野鳥の会根室支部の主催により、冬の探鳥会が霧多布周辺で行われた。
 そこに参加していた知り合いに聞いたのだが、その日コヒバリが確認されたというのだ。
 自分も見たことなど当然ない。
 どのくらい珍しいかというと、根室市在住の作家でナチュラリストである高田勝さんをして「初めて見た」と言わしめるほどの種であるのだ。
※高田さんを知らないとわかりづらいですが、ネットで検索すればすぐ見つかる有名な人です。

1月26日(水)
 午前中はデータ入力、打ち合わせの他事務仕事。
 午後からは開陽地区のとある場所に残る殖民軌道跡の調査に行く。
 少しは雪が締まっただろうと思って行ってみたら、まー埋まること埋まること。
 いや、スノーシューを履いて行ったのだが、ひどい時は腿まで埋まるのでストックを長くして歩く。
 あまり長い距離ではないのだが、初めて行く場所、特に川を渡ったりするときは結構ドキドキワクワクなのだ。
 軌道跡とわかる範囲は全て歩き、ポイントごとに写真を撮っていく。途中カラスの巣やトビと思われる巣があったりした。
 ズ〜っと腿上げ状態なのでそこそこ疲れる。しかしネクタイ締めてよくそういうところに行くよなぁ、と自分でも思う。

軌道跡その1

1月25日(火)
 今日は午後から「中標津の植物を知ろう会」。
 世話人の粟野武夫さんのスライドを見ながら話しを聞いたり、緑ヶ丘森林公園の情報図を作成したりする。
 それ以外の時間は、依頼されたことやその他色々〜な事務仕事をハイスピードで片付ける。今日のことはできるだけ今日中に、という主義なのだ。なぜなら翌日まで仕事を残しておくとフィールドワークに行けなくなったりするからだ。
 そんなわけでオーバーヒート気味なのか頭がボ〜っとしてしまった。

1月24日(月)
 午前中は連絡調整やホームページの更新などの事務仕事。
 午後からはタンチョウの事前調査に行く。俣落地区を走り回るもタンチョウの姿はなし。もうこれで何度目だろうか。
 今やタンチョウの姿など皆無の場所なのに、立派な看板が虚しい。

看板

1月23日(日)
 今日の新聞に「遠音別岳近くのポイント0が制覇された」という記事が載っていた。
 以前(2004年11月6日)、この日誌にも書いたが、北緯43°、東経145°のポイント0へ行ったことのある身としては、「へ〜、同じことを考えている人がいるもんだなぁ」と思い新聞に掲載されていたアドレス(http://www.confluence.org/)のページを早速見てみた。
 う〜む、確かに・・・。おまけに日本国内の陸地のポイントはコンプリートされたという。
 それならば自分たちが行ったところは?、と思ってみてみると、2003年9月13日に既に踏破されているという。
 あらら、あんなところに行ったのは我々だけじゃなかったのね、そーかそーか、と思いページを見てみる。
 しかし、掲載されている写真を見ると・・・、ん〜、ど〜も違うんだなぁ。
 確かここのポイントは沢の中の谷地っぽいところのはずなのだが、写真はどう見ても松林なのだ。
 変だな〜、きっと測地系が違うんだろうなぁ。我々は「TOKYO」に設定してあるのだが、きっと前に行った人は違うんだろうなぁ。それ以外考えられない。
 でもまぁ、ミクロなことを言っていてもしょうがない。ポイント0へ向けて同じ想いで歩いた人が我々の他にもいたことが分かってなんだかうれしい。

1月22日(土)
 今日は朝からのサラサラ雪と風のコラボレーションにより、地吹雪色の濃い寒々しい一日だった。
 ということで、野山には行かず、家庭サービスをしていたわけだが、出かけた帰り道に、先日オオハクチョウのバンディング(標識調査)をした中標津保養所温泉へ行ってみた。
 この前は1羽捕獲したせいで、大人が池の近くに行くと皆逃げてしまっていたが、今日は観光客が餌をやったりしているので安心して陸まで上がってきていた。その距離1m以内。
 今日はオオハクチョウが43羽、タンチョウが2羽、マガモが100羽以上いた。う〜んカモ多かったなぁ。
 先日リングをつけた個体も元気に餌を食べていたので、なんだか安心する。

1月21日(金)
 今日は午前中はデータ入力、定点写真撮影、寄贈資料受け入れ作業、午後からは「文化的景観の保存・活用事業」のワーキンググループによる現地視察と会議。
 現地視察では格子状防風林について、東部森林管理署から施業方法などについて説明を受ける。今日のところは道路際からだったが、2月にはスノーシューを履いて実際に歩いてみる、という計画もあるそうだ。林業関係には疎いのでとても助かる。
 役場に戻ってからは、今後の課題などについて話しあう。

 夜は、6人の町民が中標津の景観の魅力を語る「景観調査報告会」へ行く。
 “文化的景観”ともかなり関係深い内容であるし、発表者も知り合いばかりなのだ。

 昨日書かなかったが、自分がはじめて手にしたパソコンはNECのPC-8001mkUという、昨日紹介したMSXとほぼ同時期のものである。
 電源をいれるとBASICが立ち上がり、プログラム(ほとんどはゲームだった)をカセットテープからロードする、というものであった。
 ロード時にはFAXの音のような「ピー、ピョロピョロ〜」という音がするのだが、当時は(今もか)テープに入っているデータがBASICの音か、マシン語の音かを聞き分けることができたっけ。
 ひとつのソフトで10〜20分のロード時間がかかったりして今とは隔世の感がある。なんせ、ロードをはじめてからコンビニに弁当を買いに行って食べ終わってもまだ終了してなかった、とか、ようやく終わったと思ったらリードミスでやり直しになってしまったり、ファミコンよりしょぼいゲームが数千円で売られていたり、絵を描く時などは「画面の縦@ドット×横@ドットから、@色の線を、縦@ドット×@横@ドットに引く」というようなものをBASICでやったり、雑誌に載っているゲームを入力したらタイプミスや雑誌自体の誤字で全然動かなかったり、などとトホホな話しがいくらでも出てくるのだ。
 ちなみに、かつての愛機PC-8001mkUは現在フルセットで収蔵庫に収められている。

PC−8001マーク2

1月20日(木)
 今日は大寒。朝から予報どおり雪だった。
 仕事的には打ち合わせや事務仕事。
 ・・・・・・。
 これで終わるのもなんなので、最近の寄贈資料の紹介。

MSX

資料名[MSXパーソナルコンピュータ]
 ・製造元:Victor
 ・発売年:1983年(22年前)
 ・品名:HC-30 BK
 ・CPU:Z80A
 ・言語:マイクロソフト拡張BASIC
 ・色数:16色
 ・画面サイズ:256×192ドットのグラフィック表示(テレビにつないで使用できる)
 ・音:3重和音演奏効果音発生可能
 ・ROM:16キロバイト(メガバイトではありませんよ)
 ・RAM:32キロバイト
 ・記録装置:テープ
 さあ、自分のパソコンのスペックと比べてみましょう!。ハードディスクやウィンドウズなどのOSもなかった頃のパソコンです。
※MSXパーソナルコンピュータは、マイクロソフト社とアスキー社が各社に提案し、ソフトウェアや周辺機器に互換性を持たせた低価格のパソコンです。
 そういえば当時はマイコンとも呼んでいたっけなぁ。

1月19日(水)
 昨日地震があったので、朝一番から郷土館施設に被害がないか点検しに行く。
 結果、これまでどおり震度4では被害は皆無。
 点検の際、分館の外観に被害はないかと見ていたら、建物の周囲にはエゾヤチネズミと思われる足跡がずい分たくさんある。
 よく見ると分館を中心に足跡がついている。少し探すと冬用の巣の入口が基礎のコンクリート近くにいくつかあった。
 こうした巣は今の時期だと全貌などはまずわからないが、雪が融けるといといろ見えてきて面白いのだ。

冬巣の入口と足跡 ネズミの仲間の足跡 雪が融けて見えてきた冬巣 寝床?

1月18日(火)
 昨日からどんよりとした曇り空が続いている。そのおかげであまりシバレないのがありがたい。
 また、昨年よりも今年は雪が少なめであるのがさらにありがたい。昨年はとにかく除雪除雪で辛かった思い出がある。
 調べてみると昨年のドカ雪は、気象庁で公開している過去の気象データ(1985年10月〜2004年12月)の最深積雪部門で、年間2日もベストテン入りしているのだった。
 ちなみに2004年3月5日が91センチで第5位、2004年2月23日が109センチで第2位であった。輝く第1位は2002年2月19日の111センチとのことである。
 まぁ雪が少ないと安心するにはまだ時期的には早いのだが・・・。
 それと、昨年はもうひとつ記録が残されていた。
 最高気温部門で2004年7月31日の32.3℃が第8位であったそうだ(第1位は1999年8月9日の34.3℃)。
 その日はキャンプ事業で山に篭っていた時だったなぁ(下の写真参照)。そうだ!、この日の夜はすごい雷とすごい雨が降ったっけ。

 午後11時9分、震度4の地震

1月17日(月)
 昨日の山歩き、トレーニングのつもりでわざと急斜面を登ったり、雪の深いところを歩いていたせいでかなり足が疲れていたようだ。
 おかげで自宅の階段からずり落ち、右足の裏を階段の角で3段分ズリズリズリ〜っと思いっきり擦ってしまった。しばらくジンジンヒリヒリして痛かったこと。
 一昨日には右足の小指を家具に思いっきり引っ掛けたりしているし、どうも右足に要注意のようだ。
 ま、それはともかく、今日はデータ入力、3月上旬に実施する事業の準備、受入資料の台帳整備・ナンバーつけ、データのバックアップ、このホームページの修正(いきもの一覧・鳥類に写真カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモアオサギオオセグロカモメツグミを追加)の他、事務仕事をしていた。

1月16日(日)
 今日は近くの森をスノーシューで散歩した。
 思いのほか埋まる雪に足をとられつつ2時間ほど歩く。
 運動不足の体にはなかなかキツイ。
 冬のフィールドは夏に比べると確かに見どころは少ないが、夏場においそれと行けないような場所でも、雪が積もっているおかげで、まっすぐズンズン行けるのがいいところだ。
 ただ、歩くスキーの場合は帰りが坂道ならば滑って返ってこれるが、スーノシューの場合はズンズン行ったら行った分しっかり歩いて帰ってこなければならない。ネイチャースキー用のファンスキーもいいなぁ、等と思ったりする。

1月15日(土)
 現在、緑ヶ丘森林公園は緑のふるさと研修舎までしか車で行けないが、いたるところに歩くスキーの跡がある。
 知り合いと話していたら、「14〜15人はよく顔をあわせる人がいる、自分が知っているだけでそれだけいるんだから実際はかなりやっている人がいるはず」とのこと。
 確かに自分も行ったときには必ずといってよいほど2〜3人とすれ違ったり、見かけたりする。街からも近いし、まず遭難することもないちょうど良いフィールドだからだろう。
 自分は動物の足跡を見たり、樹木の冬芽を見たり、鳥を見たり、山を見たり、山菜の場所を見つけたり、その上写真を撮ったりと、なんだか仕事なんだかプライベートなんだか分からないような感じで歩きまわっているのだが、他の皆さんはどうなんだろう。ただの散歩の代わりなのだろうか。

1月14日(金)
 タンチョウ一斉調査の2回目が再来週に予定されている。
 教育委員会の担当場所は俣落地区。そこは昔給餌人がいたためタンチョウ飛来地という看板も立っているのだが、今や給餌人もいなくなり、タンチョウの姿なぞはついぞ見かけることもなく、調査のたびに「1羽も確認なし!」となっている。
 そこで、ここ数年はかつての給餌場所以外で調査をしてみたりするが、ぜ〜んぜんダメ。
 なんとか俣落方面で確認場所、もしくはタンチョウのいそうな場所を探しまわってみたものの今日も空振りであった。

1月13日(木)
 今日の午前中は「中標津の野鳥を知ろう会」。
 メンバーに日本鳥類標識協会員がいるので、市街地近くの池でオオハクチョウのバンディング(標識調査)をする。
 とはいっても、標識協会員以外はほとんど素人であり、どうしていいか基本的にわからない。また、今日は「中標津冒険クラブ」の子供達も参加しているのだ。
 そこで、早朝のうちに1羽捕獲しておき、その個体を使って参加者に説明をしつつ、計測、観察、そして首輪&足環をつけた。
 さて、その1羽が終了し放鳥したが、標識のついていないオオハクチョウがまだまだたくさんいる。しかし大人が池の近くに行くとみんな遠くに行ってしまう。朝のうちオオハクチョウは全部陸地に上がっていたのだが、1羽捕獲したことにより“緊急警報”が発令されたらしい。
 子供たちだけでパンくずを撒くと、なんとか陸地まで上がって来るのだが、捕獲用の無双網より前で撒くものだから全然ダメ。やがて彼らは腹いっぱいとなり、子供達のパンくずにも寄ってこなくなってしまった。そのまま時間切れとなり本日は終了。
 オオハクチョウの他、池にはマガモが11羽、タンチョウが2羽いた。
 昼からは、明日に控えている資料の貸し出し準備、寄贈資料受け入れ、各種事務仕事をする。

1月12日(水)
 寄贈されたレコードの受入作業、明日の「中標津の野鳥を知ろう会」の準備、写真修正&整理、Eメールや手紙のお返事、展示に関する下準備、外勤途中に防風林の写真撮影、その他事務仕事をしておりました。
 今日はリクエストがあったので、夕日の写真を撮りに役場の最上階で待ち構えていたのだが、雲が多くて太陽が顔を出さぬまま沈んでしまった。

1月11日(火)
 今朝はかなりシバレルとの予報であったので、有名な“四角い太陽”の写真を撮るべく野付半島へ行った。
 朝早いのと寒いのは嫌いな方なのだが、日の出の6時49分には撮影ポイントへ着けるよう5時半に起床。気温は−20度超くらいだった。
 野付半島のネイチャーセンター付近に撮影ポイントを決めたのだが、その辺りの気温は−10度前後。内陸の中標津とはずい分違う。
 なかば諦めつつ日の出を待つ・・・・・・・・・出た!。
 残念ながら“四角い太陽”ではなかったが、“雪だるま”のような太陽ではあった。
 帰り際、電柱にオオワシがとまっていたので写真を撮る。「早起きは3文の徳」。

朝日その1 朝日その2 朝日その3 朝日その4

1月10日(月)
 朝は冷え込んだが、日中は気持ちの良い晴れだったので緑ヶ丘森林公園へ歩くスキーをしに行った。
 数日前の雨のため、雪の表面が凍ってガチガチでコンディション的にはよろしくなかったが、人気のない雪面を散歩するのは気持ちがいいものだ。
 何かネタになるものはないかと歩きまわったが・・・、今日は写真を撮るようなものには出会わなかった。こんな日もあるさ。
 雪原にはウサギとキツネの足跡が縦横無尽についていた。

1月9日(日)
 今日は昼から来年度予算のヒアリング。
 郷土館の予算もつね日頃から経費削減のため色々考えたり、体を使ったりしている、また、予算要求の時にも悩みながらもなんとか削っているのだ。
 まぁこんなご時勢なので予算が減るのは自明の理なのである。

1月8日(土)
 昨年1年間で撮った写真を集計してみた。
 なんと1849枚!。1日平均5枚である。
 しかも、これには郷土館台帳用の写真や、当然プライベートの分も入っていないのだ。ボツ写真を入れれば2500回以上シャッターを押したことになる。
 ただ、デジカメになってから「ダメだったら消せばいいや」的な撮り方になっているのため、枚数だけは確かに増えた。
 それと、微妙な1枚も「いつでも消せるから一応残しておこう」状態なので、枚数に拍車をかけているのだろう。

1月7日(金)
 今日は朝から成人式の手伝い。
 会場案内、記録写真撮り、参列者の表示等をしたりする。
 平成3年にこの町に来てからズ〜っとこの事業に関わっている。もう14回目だ。
 それにしても、長く関わっていると、以前事業に来ていたチビッ子達が立派に成人してやって来るのである。まれに「お久しぶりです」などと挨拶をしてくれる子もいたりする。
 嬉しくもあり、また、自分が着実に年をとっているな、と実感するイベントである。
 4時過ぎからは文化的景観関係の打ち合わせ。

1月6日(木)
 今日からお仕事。
 キレイだったみんなの机にはすぐさま書類が並び、事務所内はいつもどおりの光景となる。
 朝一番から町長のお話があり、次に明日の成人式の打ち合わせ。その後郷土館へ行く。
 さ・・・寒い。8日間も火の気がなかったので、完全に凍てついている。
 1月4日の北海道新聞の夕刊記事で「地図で見る中標津の移り変わり展」が取り上げられたが、まだ松の内だし、あまりの寒さからか見学者も少なめなのだ。
 中標津保養所温泉の池ではオオハクチョウ28羽、コハクチョウ1羽(以前この日誌でも紹介した)、種不明のカモ類数羽(遠すぎたうえ逆光だった)、タンチョウ2羽がいた。

タンチョウ

1月5日(水)
 役場のお休みは今日まで。
 天気もいいし外へ出かけようと思ったが、子供たちにせがまれてスケートリンクへ行った。が、残念ながら今日は記録会のためメインリンクは使用不可。
 それでも練習用コースは滑ってもいい、とのことだったのでそちらに行ったのだが、気温は-6度で風が約2メートル。つまり体感気温では-8度。
 自分は滑らなかったので、子供たちの「もうやめる」の言葉を聞くまで待ってなければならない。練習用コースは新しく暖かな管理棟から少し離れているため逃げ場はない。待ってる間の寒かったこと。
 帰り際に丸山公園の横を通ったら、池はほとんど凍っており、樹の上にはカラスが寒さをしのぐかのように数羽かたまってとまっていた。奴らも寒いのだろう。
 スケートから帰ってきたらどこかの森に入ろうと思っていたが、すっかりシバレてしまったため、一度自宅に帰ったらもうそんな気はどこかへ行ってしまった。

1月4日(火)
 2日から今日までプライベートで北見へ行ってきた(中標津より若干雪が多い感じ)。
 昨日の夜の天気予報では、今日は曇りから晴れ、ということであったが見事にハズレ。朝起きたらベタ雪が数センチ積もっていた。
 しかし、その雪のおかげで北見近辺の樹々は白い花が咲いたようになっており、カラマツなどもモノトーンの様相を呈しなかなか綺麗である。
 「フ〜ム、カラマツがこんな感じなら、開陽台から写真を撮れば面白いかも」と急遽寄り道を決定したのだが、美幌峠を越えてから風景が違う。
 ???と思ったら、そもそも樹々に雪が積もっていない。どうやら気温が高いため、降るそばから融けてしまっているようだ。その上風もあり視界もよろしくない。
 ダメもとで開陽台まで行ってみたが・・・写真を撮るような状況では全くなく、いわゆる“嵐”であった。orz

1月2日(日)
 2日といえば書初め。
 しかし、これも今となっては限られた人しかやっていないのでしょうかね。
 そういう自分も子供の頃はやっていたが、近頃はとんとご無沙汰である。

1月1日(土)
 新年明けましておめでとうございます。
 世の中いろいろありますが、本年が皆様にとってよいお年でありますように。
 かつては“もういくつ寝るとお正月”だったのが、今や正月営業も普通となり、日本の代表的な“ハレの日”もすっかり形無しという感じ。
 正月らしさが残るのはおせち料理とお年玉、年賀状くらいのものだろうか。
 ま、それはそれとして、今年もよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

12月31日(金)
 今年も何だか色々ありました。世界でも日本でも中標津町でも・・・。
 とにかく1年過ぎるのが早い。防風林関係の調査が控えている来年はもっと早く感じることだろう。
 それと来年こそは、今年空振り続きだったエゾチッチゼミとのご対面を果たしてみたいなぁ。
 それとカナヘビとアライグマ。この地のものを、この眼で見たい。
 なにはともあれ、みなさんよいお年をお迎えください。

12月30日(木)
 いよいよ平成16年も押しせまり、役場は今日で御用納め。
 何年か前までは午前中だけで終わっていたのだが、今は午後5時15分までキッチリやるのだ。
 でも他の官公署や民間企業も最終日か休みに入っているため、朝から電話が全然こない。
 妙に教育委員会内が静かなのだ。
 今日は書類の整理や掃除の他、データ入力などをする。
※役場は明日から1月5日までお休みになりまが、このHPはできるだけ更新していこうと思っています。

12月29日(水)
 役場では御用納めが近いので、書庫整理や各々の机の整理などが進められている。
 今年は分別もしなければならないのでなかなか大変である。
 それと毎年のことだが閉庁している間に清掃が入るので、机の上にはパソコンと電話しか置かないように、とお達しが入る。
 そのため、机の上にどっさりある書類等はロッカーの隅などに一時的に収納するのだが、困るのはプリンターである。どこかの隙間に入れるというわけにもいかないしなぁ・・・。

 郷土館に行くと近くの小山でガサゴソと音がする。
 シカだな、と直感しスバヤク写真を撮る。シカの写真はすでにストックされているので早々に切り上げ、役場へ戻ろうとしたら写真を撮った群れが動き出した。
 リーダーは2〜3才のオスで、計11頭。
 群れは役場前の川沿通を渡ろうとしていたが、交通量が多くとてもムリ。
 これからどうしようかと思案顔だった。

エゾシカ達

12月28日(火)
 今日で本年の開館は終了。来年は6日から開館いたします。
 「地図で見る中標津の移り変わり展」が日々充実してきている。通常は展示開始の段階でできあがっていることが多いのだが、そこはご愛嬌ということで・・・。
 ともあれ当館は入館無料なので、興味のある方は年明けに是非お寄りください。
 ただし、館内は外より寒いことがあるので、万全の防寒対策をしていないとゆっくり見ることができない、ということも充分ありえることなのでご注意を。
 今日は郷土館に行ったり、ネタ探し&開陽台へ写真を撮りに行ったり、打ち合わせをしたり、原稿書き等をしていた。

12月27日(月)
 郷土館の玄関シャッターの修繕が入る。
 これまでにも何度か故障はあったのだが、今回はスプリングがいかれた。
 昭和46年開館以来のものなので、さすがに業者も驚く古さ。
 もうなくなったメーカーのものだそうで、次に故障したらもう完全に取替えだという。
 以前、町内では郷土館と某商店しか使っていなかったそうだが、某商店のはもう取り壊されたという。
 とすると、町内最古のシャッターの可能性が高い。管内では、厚床にこれより古いシャッターを使っているところがあるというので、まぁ少なくともベスト5には入るのではなかろうか。
 これで年が明けて開館しようとして「シャッターが開かない!」なんてことはないだろう。

 2日前に「動物の足跡が少ないなぁ」と書いていたが、前言撤回。
 今日、緑ヶ丘森林公園に行くと、イタチかミンクと思われるもの、エゾリス、エゾユキウサギ、エゾシカ、キタキツネ、ネズミの仲間の足跡だらけであった。
 この2日間に何があったのだ?、という感じ。

12月26日(日)
 昨日も今日も晴天。
 山がとてもキレイに、そして近くに見える。
 本日は自宅の大掃除をしておりました。

12月25日(土)
 最近野山にネタ探しに行っているが、動物の足跡をあまり見かけない。
 いや、見かけないというと語弊がある。シカとキツネのならあるのだ。
 それ以外の動物の痕跡が少ないなぁと思うのだ。
 過去によく見かけた場所にも行ってみたが、う〜む・・・まったくお寒いばかり。
 多分調べ方が甘いのだろう。年明けにでもスノーシューかクロスカントリースキーでもう少し攻めてみよう。

12月24日(金)
 今日はクリスマスイブ。
 昨日から雪が降ったりやんだりが続いている(予報では晴れになっていたが)。
 自分が中標津に来た十数年前にはクリスマスでも雪がないことはザラだった。正月ギリギリに雪が積もる、という感じ。
 この雪の多さは前シーズンからなので異常なようにも思ってしまうが、次のような記録もあるのだ。
 「昭和13〜14年頃には、電柱が雪に埋まり、氷のように堅い雪の上を歩くと電線が足に引っかかることもあったほどで、岩見沢から救援にきたロータリー除雪車が昼夜兼行の作業でも、開通までに12日間もかかった。」(釧路鉄道管理局史、昭和47年)
 当時は今のように便利な除雪器具もなかったろうから、除雪作業を想像するだけでウンザリだなぁ。

12月23日(木)
 中標津大橋のあたりでシカ6頭を見る。
 この川沿いにはいつもシカ道ができる。そして丸山公園を横切り緑ヶ丘森林公園へ移動するのだ。
 以前、今の役場第二駐車場(丸山公園の駐車場の向かい側)で60頭を超える群れを白昼見たことがあるのだが、あまりの現実感のなさにあっけに取られてしまったことがある。
 シカに関してはいくつか思い出がある。
〜その1
 夜の2時過ぎ
 家の周りで変な音がする。
 「泥棒か!」と思って窓から外をソ〜っと除いてみると・・・
 それはそれは立派な角を持ったシカが、ベランダから2メートルほどの場所に露出した草を悠々と食べていたこと。
 次の日見に行くと、ベランダの30センチ横には糞があった。
〜その2
 朝出勤しようとしたら家のすぐ横の道路をシカ6頭が普通に歩いている。
 ちなみに我が家は住宅街。
 「あれま!、まぁ中標津ならどこにいてもおかしくないか」などとと思いつつ車の雪を落としたりしているうちに見えなくなった。
 「あれ?いつのまに、林の方にでも行ったんだろう」と思い車を出し、角を曲がると、家からすぐ近くのセイコーマートの駐車場にさっきのシカが所在無げにたむろっていたこと。

12月22日(水)
 今日は気持ちのよい晴れ。そのかわりしっかりシバレてました。
 ネタを探しに緑ヶ丘森林公園と丸山公園へ行ったのだが・・・え〜・・・何もなし。

 文化的景観の保存・活用事業の関係で、冬季間の調査場所を検討する。
 夏場であればなんということはないのだが、冬になると駐車するスペースがほとんどなくなってしまうのが困る。
 いくつかの条件を設定しているので、それを満たしつつ、防風林の近くで車を止めても問題のない場所というのはなかなか難しい。
 とりあえず2ヶ所は決定したが、もう1ヶ所ほしいところだ。

12月21日(火)
 今日は朝一番でNPOと“文化的景観の保存・活用事業”の打ち合わせ。
 収蔵庫でやることになっていたので、家から直行し、まずストーブを点火(普段火の気がないのでとても寒いのだ)し、落としておいた水を復旧し、除雪をする。
 打ち合わせ終了後、別のNPOに貸し出す資料を選んだりしているうちにお昼。
 午後からは連絡調整などでバタバタしていたが、昨日雪が降ったので開陽台に写真を撮りに行く。
 11月から撮り始めて4回目だが、着実に冬景色になっていくのがよくわかる。年間を通じて撮れば面白いものになるだろう。
 それにしても開陽台は風が強かった〜。
 4時から5時半過ぎまで打ち合わせ(6時から用事があったので途中で抜けさせてもらう)。
 とにかく、ほとんど自分の席にいないのであった。

12月20日(月)
 仕事に来てパソコンでメールを確認すると妙にたくさん入っていてちょっとビックリ。
 今日は事業の打合せ(2ヶ所)のほか、各種事務仕事をする。
 天気予報どおり昼過ぎから雪が降り始める。

12月19日(日)
 朝から快晴であった。
 我が家の子供たちがスケート、スケート!と騒ぐので昨日に引き続き運動公園のスケートリンクへ連れて行った。
 今日は昨日より少し気温が低いせいか氷面のコンディションは良好。
 スケート少年団の練習もあり、なかなか賑わっていましたよ。
 それにしても少年団の子供たちなのだろうが、スラップスケートの子が目に付く。
 あれはかなり値段がはるはずなので、子供の成長に合わせて買っていたら大変だろうなぁ。

12月18日(土)
 今日はうちの子供が通っている幼稚園の引越しを手伝いに行ってきた。
 たくさんの父母らも手伝いに来ていて1時間半ほどで無事終了。

 作業中、家庭用コンピュータの先駆けである“MSX”を見つけた。お〜、懐かしい!
 今時こんな旧式はもう使わないだろうからてっきりゴミになるかと思っていたら、新しい園舎に運ばれてしまった。
 でも、きっと使わないだろうから、多分またどこかに片付けてしまうのだろう。
 そのうち郷土館に下さいね、と話しだけしておいた。

 それと、今郷土館で「地図で見る中標津の移り変わり」という展示をしており、その中に平成8年頃の住宅地図があるのだが、これがシワシワで、その上黄色のマーカーで色がついていたりしている。
 今日の引越しでそれと同じ地図を発見した。角が若干傷んでいるものの、展示しているものより美しい。
 これはさすがにゴミ扱いだったので、ありがたく頂戴し展示させていただきました。

12月17日(金)
 やや風の強い中、雪がチラチラ。
 朝がっちり凍ってはいなかったが、町じゅうがシャーベット状態。
 終日データ入力などの事務仕事。

12月16日(木)
 低気圧の通過に伴って朝から雪。
 日中はみぞれから雨だったのでグッチャグチャ。このまま凍ったらたまらんなぁ。
 今日は広報誌の原稿書き、資料の整理、打ち合わせ、ホームページの修正(これとは別物)、それと刷り上ってきた「中標津町郷土館だより」の発送などをしていた。

※「中標津町郷土館 第16号」の内容は“冬に見られる鳥”、“冬ごもり中のいきもの”です。
 興味のある方は郷土館、文化会館、図書館、計根別生涯学習センターなどに置いてありますので、ご自由におもちください。
 これで庭に来た野鳥が何だか分からなくてモヤモヤすることはありません!(多分)。

12月15日(水)
 今朝の最低気温は−15℃。けっこう冷えた。
 昨日作成した帰化植物の一覧を利用して、「いきもの一覧」の植物関係にマークを付ける。
 その他、各所に用事足しにいったりする。

12月14日(火)
 午前中は文化的景観の保存・活用事業の打ち合わせ。
 午後からは予算のヒアリング。
 合間を見て帰化植物の一覧を作成する。

12月13日(月)
 今日は先週の荒天によって延期になったタンチョウ一斉調査の日。
 朝起きると・・・また雪!。
 雪で真っ白の中、俣落方面に車を走らせるもタンチョウの姿はなかった。
 昔は給餌している場所があったからタンチョウも来ていたのだが、それがなくなってからというもの、ここ数年この地区ではほとんど確認されていないのだ。
 そのかわりエゾシカがおりました。12頭。

 その他、WEB関係で依頼のあった校正、帰化植物についての調べ物、文書作成、展示用の古い写真のプリントアウト・市街地図のコピー、予算のヒアリングの準備、文化的景観関係資料作成、郷土館・収蔵庫の除雪などをする。

エゾシカ達

12月12日(日)
 昨日「何か忘れてるよなぁ、でも何だったっけ?」と思いつつ、夜にネットを繋いだらこの日誌のことを思い出した。これだったか。

 今日は天気が良かったので丸山公園に行ってみた。が・・・小山にも、池にも鳥の姿はない。遠くでスズメの鳴き声しかしない。
 場所を変えようかと思ったら、ゴジュウカラとハシブトガラの鳴き声が聞こえてきた。こやつらは1年中この地にいる「留鳥」であるので珍しくもないが、少し賑やかになった。気を良くしてもうしばらく粘っていると、コーッコーッと聞きなれた鳴き声と共にオオハクチョウ6羽が飛来してきた。待ってて正解だったなぁ。
 近くで姿を見ようと池に近づくと、変な音が聞こえてくる。鳴き声ではない。
 よく見ると池に張っている薄い氷のせいで、2羽が仲間のところに行けずに難儀している。氷を割って進んでいる音であった。
 1羽は比較的近くだったので氷を割りながらようやくたどり着いたが、もう1羽はかなり距離があった。行けないためか仲間へ向かって鳴き、仲間も鳴いて呼んでいる。
 しばらく頑張っていたが、「ええい、面倒だ」とばかりに飛び立つかのような羽ばたきで氷を乗り越え、仲間の所へ戻って行った。
 その後「よかったな」、「いや〜ヤバかったよ」とでもいうようにしばらく鳴きあっていた。

オオハクチョウ

12月10日(金)
 ネット上に国土情報ウェブマッピングシステム(国土交通省)というものがある。
 ここでは全国の航空写真(自分が見た範囲では昭和50年代のもの)を閲覧することができるので、仕事で関係している部分をダウンロードすることがある。
 本当は町全域分がほしいのだが、そうすると500枚以上をちまちまダウンロードしなければならない。
 さすがにこれはキビシイ。
 市街地を現在の航空写真と比べてみると、当時はかなりの緑地が残っていることがわかる。我が家は前の地主から聞いていたとおり、芋畑の中だった。

12月9日(木)
 今朝はかなり冷えた。
 車はが真っ白に凍りついていたので、しばらくエンジンをかけたが全然ダメ。役場につく頃にようやく融けた。
 今日はほぼ一日中役場内で事務仕事。
 風邪気味ということもあって、唯一外勤したのは伝成館(根釧農業試験場旧庁舎)に行ったことくらい。

 冬休み前に発行を目指していた「中標津町郷土館だより」が今日印刷に入った。出来上がりは来週中だという。何とか間に合いそうだ。

12月8日(水)
 先日震度4の地震があったので、被害はないかと緑ヶ丘森林公園の分館に行ってみた。
 一昨日かなり雪が積もったので、スノーシューを履いて行ったが、これが埋まること埋まること。
 長靴だけで行くのと大差ないほどの埋まりようだった。
 しかもたいした事はなかろうとストックを持たずに行ったのも失敗だった。深く埋まってしまうのでバランスがとれないのだ。
 わずかな距離なのに朝からイイ汗をかいてしまった。
 写真は、雪の多い方が2004年2月25日撮影、少ない方が今日撮影したもの。

 建物のまわりにはネズミ類、イタチ(もしくはミンク)、エゾシカの足跡があり、梢にはコゲラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、エナガ、ヒヨドリなどがいた。

12月7日(火)
 午前中は1ヶ月ぶりの「中標津の植物を知ろう会」。
 開催時期と開花時期のタイミングが合わなかったものなどのスライドを見た後、緑ヶ丘森林公園の情報図を作成したりした。
 それにしても会場の収蔵庫が完全に冷え切っているため寒いのなんの。終了間近にようやく暖まってきた程だ。

知ろう会

 夕方、近隣公園のあたりでカラスの大群を見た。自分とカラスまでの距離はあるのだが、鳴き声と羽ばたきの音が相まって異様だったなぁ。

12月6日(月)
 昨日一日での積雪は52センチ(中標津のアメダスによる)だった。おかげで少し筋肉痛。
 今日は朝一番で特別天然記念物であるタンチョウの一斉調査。
 教育委員会の担当は俣落地区であるので、除雪の状態にいくばくかの不安を抱いて向かったが、行ってみると全く問題なし。
 ただ、一番肝心なタンチョウの姿も全くなし、であった。
 昨年も見れなかったわけだが、これは担当している地区によるものなので、町内にタンチョウが全然いない、というわけではない。
 しかし・・調査が延期になったていたことを後から知りました。ガッカリ。
 その他、郷土館や収蔵庫の除雪をしたり、文化的景観に係る資料づくり、広報誌の原稿書きなどをした。

12月5日(日)
 今日は大荒。
 道内では警報がバンバン出ており、中標津も朝からズ〜っと吹雪。
 雪がやまないので、なかなか除雪ができない。外の様子を見ると風が強いためかなり吹きだまっている。イヤハヤ。
 今シーズン初の雪かきなのだが、前シーズンの雪の多さを思い起こさせる降りである。
 もうあんな大雪はカンベンしてほしいなぁ。

12月4日(土)
 今日は雨〜みぞれ〜あられ〜みぞれ〜雨という天気。大量に降ったわけではないが先日の雪がかなり融けた。
 おかげで車はドロドロである。
 まぁ、年間通して自分で車を洗うなんてことは数えるほどしかないのだが、どうにもやばっちくていけない。
 シバれてツルツルにならなきゃいいが。

12月3日(金)
 朝一番から「文化的景観の保存・活用事業」(格子状防風林関係)の会議。
 文化庁、東部森林管理署(つまり林野庁)、役場(自分も入るから教育委員会も)、NPO、そして北海道教育大学の助教授という取り合わせである。すごい顔ぶれだなぁ。
 この事業、今年は調査の実施と中間報告の作成をするのだが、文献をはじめとした基礎的なまとめに関しては、このホームページでも公開している「いきもの一覧」や、地形・地質などの基礎データが生きることになる。
 こういったところで役に立つとは思わなかった。大変だったけど、やっててよかった。
 午後からは写真を撮りにNPOの方と開陽台や俵橋高台方面に行く。
 まだあまり雪が積もっていないので、武佐岳の登山道入口の駐車場にも足を伸ばしてみる。これ以上積もったらもう行くことはできないだろう。
 昨日も開陽台に行ったが、吹雪のため何も見えなかった。今日はスッキリ晴れていたので写真を撮るには最適だった。

12月2日(木)
 今朝起きると雪景色。あらら、いつのまに、という感じ。
 午前11時くらいまで降って約5センチといったところだろうか。このまま根雪になるのかなぁ。
 今日は予算要求資料を作成したり、明日の会議の準備をしたり、お客さんをあちこち案内したり、打合せをしたり、であった。

12月1日(水)
 今日から師走。今年もあと1ヶ月である。
 いつもあわただしくしているのだが、師走というだけで何だか拍車がかかったようだ。
 今日は「文化的景観の保存・活用事業」の関係のことをしたり、予算要求資料をつくったりしていた。
 それと、「地図で見る中標津の移り変わり」と題し、郷土館内で大正〜昭和〜平成の住宅地図の展示をはじめた。実際には明日からの予定であったのだが、館内が狭いため準備ができたら見学は即OKなのである。


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