中標津町は、武佐岳〜俣落岳〜標津岳〜温泉富士に連なる亜高山と、そのふもとに広がる山地や扇状台地とよばれる平地。そしてたくさんの河川・湿原と、たいへん変化に富んだ地形をしています。そのため草や木が自生する土地の条件が大きく違っているので、垂直分布と水平分布の草花が入りまじり、植物の種類が多いだけでなく、植生も豊かなのが、私たちの町を包んでいる緑の自然の特徴です。
町内の豊かな自然に、一人でも多くの方々に触れ親しんでいただくために、素晴らしい植生地や植物達を紹介します。
山登りをして一番はじめに目につくのがエゾムラサキツツジ、コメツツジ、コヨウラクツツジ、キバナシャクナゲ、クロマメノキ、コケモモ、オオバスノキなどのツツジの仲間ですが、この他にもツバメオモト、ミネザクラ、モイワシャジン、イワオトギリと平地では見ることのない植物達に出会えます。
湿原の植物は万国共通だと言われていますが、色の美しさとかわいらしさについ引きつけられてしまいます。代表的なものとしてサワギキョウ、ツルコケモモ、トキソウ、ホソバノキソチドリ、ワタスゲ、サギスゲ、ガンコウラン、エゾイソツツジなどです。
エゾノリュウキンカ、サイハイラン、ノビネチドリ、サンカヨウ、ナニワズ、エンレイソウと数え上げれば際限なく顔を見せてくれます。
町内で確認された植物はこちら→いきもの一覧(植物)
北海道の自然やレッドデータブックについては北海道環境生活部環境室自然環境課
中標津町の植物に関するホームページCoCo@ushi.jp(中標津で見かけた植物 )