クテクンベツ林道終点に車を置き、川へ降りてまずは砂防ダムを目指します。
※林道の途中に鉄製の赤いゲートがあります。その近くの分岐では右に進みます。
その後、川を何度も渉りながら滝を目指します。
※駐車場(林道の終点)からは約1km、行程45〜60分程度
滝の周囲は武佐岳・俣落岳の溶岩によって、柱状節理になっています。
↑クテクンの滝(落差25m)
さらに上流へ行く場合は、クテクンの滝から60〜70m程戻り、滝へ向かって左側の急な沢を登ります(絡まったワイヤ−があり、黄色っぽい石がゴロゴロしています)。
なお、ここから先はさらに危険な場所です。目印は一切ありませんし、ロープなども基本的にありませんの、参考までにご覧ください。
10〜15分程登ると沢は細くなり右へ曲がります。それに沿ってさらに20m程登ります。
そしていよいよ背たけ程の笹薮に突入し、川の方を目指して笹原の中を歩いていくと、クテクンの滝と第1の滝の間の沢に出ます。その沢を降りるとクテクンベツ川で、左手には第1の滝が見えます。
休憩を含めて約30分で滝をまくことができます。
※目印は一切ありません。沢登りなどの経験者と行くことを強くお薦めします。
※各滝に取り付けられているトラロープは劣化が進んでいるものもあり要注意です。
↑第1の滝
泳ぐにはちょうどよい滝壷です。
第1の滝を越えるところ
左側から登っていきます。
↑第2の滝
左側は約25mの滑滝。第3の滝へ進むには右方向へ進みます。
↑第3の滝
靴底がフェルトの靴ってスバラシイ!と再確認させてくれます。
これも右側へ進みます。
第4の滝へ向かう
↑第4の滝
狭〜い岩の間に流れ落ちています。この滝を登り、顔をあげると・・・
↑第5・6の滝
滝に打たれるのに最適です。
第7の滝に行くには左の滝を登ります。
第5・6の滝を越えるところ
↑第7の滝
この滝の右側を登っていきます(ほぼ垂直。ドロでズリズリ)
滝壷は深いところで2m程あります。
第7の滝を越えるところ
↑第8の滝
まん中の岩のところが登りやすい。
↑第9の滝
第9の滝から8m程離れた小さな滝。
↑第10の滝
「Z」状の滝。この辺でも大岩がゴロゴロあり、なかなかダイナミックです。
↑第11の滝
落差2m程。右側から登ります。
この先にも「滝のようなもの」がありますが、地形の変化は少なくなります。
国土地理院発行の「2万5000分1」地形図に載っている2つめの滝はこれのようです。
・このページで使用している地図は、国土地理院発行の2万5千分1の地形図及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しました。
・作成ソフト:カシミール3D
※地形図については国土地理院のホームページで閲覧サービスをおこなっています。
(20万分1地勢図「斜里」、5万分1地形図「第二俣落」、2万5千分1地形図「俣落岳(南東)」)