お正月に欠かせないお雑煮は、餅の形やだしの違い、味付け、そして具材などが各地域、そして家庭によってさまざまなため、各人が「これだけは譲れない」指数の高い食べ物でしょう。
北海道でのお雑煮は、それぞれの家の出身地によって多少の違いはあるものの、"角餅"を"焼き"、"しょうゆ"で味つけする家庭が多いとのことですが、先日、香川県出身で西竹地区のDさん宅のお雑煮をいただく機会がありました。
だしは昆布とカツオ、味噌で味をつけ、具材はダイコン、ニンジン、タケノコ、シイタケ、サトイモ、ネギ、カマボコ、油揚げ、ミツバ、そしてつぶ餡入りの丸餅(!)です。
興味深々でいただいてみると・・・、いや、普通においしいんですね、これが。「こういうのもアリなんだなぁ」と感心しつつ、人生初体験の組み合わせを堪能させていただきました。
「我が家のも食べてみて」というお宅がありましたらお知らせください。来年のこの号で取り上げさせていただきたいと思います。