子ども達に人気のある虫といえば、カブトムシとクワガタというのは昔からの定番ですね。
カブトムシはもともと北海道にはいない種でしたが、持ち込まれたものが逃げたり、逃がされたりしたものが野生化することにより、ある地域では普通に見られたりしています。
しかし、残念ながらカブトムシにとって中標津は寒すぎるようで、これまで自然繁殖したカブトムシは見つかっていません。
一方クワガタでは、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、コクワガタ、アカアシクワガタ、スジクワガタ、オニクワガタの6種が町内から確認されています。さらにツヤハダクワガタをはじめ数種が生息している可能性が高いようです。
夜、街灯に集まってくるものを捕まえる“灯下採集”は簡単に採れる方法のひとつですが、動きが活発になる気温の高い日(夜でも15度以上)で、広葉樹の近くにある白色の街灯(自販機も含む)が狙い目です。