春を迎え、猫柳があちこちで目に付くようになりました。
私たちが一般に「猫柳」と呼んでいるものは、"ヤナギの仲間の花の形の俗称"のことで、1種だけを指すものでないことをご存知でしょうか。
町内には20種以上のヤナギがある上に、オスの木、メスの木もあります。つまり様々な"猫柳"があるということになります。 さらに、「ネコヤナギ」という名前のヤナギがあるため、より混乱を招きますが、「猫柳」といえば"ヤナギの花全体"を指し、「ネコヤナギ」といえば"種"を指します。
どれも同じように見える「猫柳」ですが、よく見るとそれぞれの種の特徴を持っています。
花や野鳥、昆虫など少ない今時期、散歩がてらに観察してみてはいかがでしょうか。