まだ雪の残る3月でも、天気が良くて気温が上がる日にはチョウが飛んでいることがあります。 よく見るとボロボロのものもいたりするのですが、このチョウは、町内で確認されている92種のチョウのうち、28種を占めるタテハチョウ科の仲間でも成虫のまま冬を越すタイプのものです。中標津市街付近で目にするのは写真の3種が特に多いようです。 一方、町内で4月の中下旬あたりから活動する、シロチョウ科のエゾスジグロシロチョウ、オオモンシロチョウ、シジミチョウ科のコツバメなどはサナギで冬を越しています。
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